絨毯とはパイル結びで毛足があるラグのことをいいます。羊毛や絹の糸を縦糸の
周りを結んでいくテクニックのことです。
紀元前4~5世紀頃から織られていたのではないかと推測されていますが、トルコ
とイランを中心に16世紀頃から特に盛んに織られるようになり、北アフリカから中央
アジアにまで広く伝えられていきました。
作り方は大きく2つにわかれており、ひとつは”トルコ結び”や”ダブル結び”とよばれ
るテクニックと”ペルシャ結び”または”シングル結び”と言われているテクニックです。
その呼び名のとおり、ペルシャ結びは縦糸に1回ずつしか結び目がないのに対し、ト
ルコ結びは2重に結んでいくためその分丈夫であるといえます。また結び目が多いほ
どカーブや円を描きやすくなるためとても細かいデザインのシルク絨毯を観察してみ
ると1平方センチに何十もの結び目を確認することができます。
最近は機械織り絨毯もたくさん作られるようになり、欧米を中心に日本でもインテリア
には欠かせない存在になっています。